🟦 はじめに|「やる気が出ない」の正体は無自覚の消耗
前回までで、低ドーパミン状態は
- 高コルチゾールによる抑制
- 意志力消耗型の設計
- 休息・食事・運動の不整合
で生まれることがわかりました。
でも、日常の中で知らず知らずにドーパミンを消耗する行動があります。
それを知るだけで、無理に「頑張らない」ところから改善できます。
🟦 無自覚にドーパミンを枯らす代表例
| 行動 | なぜドーパミンを奪うのか |
|---|---|
| スマホ・SNS | 短時間の報酬で満足感を得る→脳が刺激依存になり、自然な快楽でのドーパミンが効きにくくなる |
| 甘いもの・ジャンクフード | 血糖急上昇→急降下で、脳が報酬信号に慣れてしまう |
| 頑張り癖・自分を叱る | コルチゾール上昇→ドーパミン抑制、回復を阻害 |
📌 重要なのは、これらをやめることがゴールではないこと。
**「無理にやめるとストレスになる → コルチゾール増 → 余計にドーパミン枯渇」**です。
🟦 ドーパミン消耗を防ぐ設計の考え方を再確認
✅ 原則1|「制御」ではなく「配置」
例)
- 甘いものは「毎日午後3時に1個だけ」
- SNSは「朝食後15分だけ」
✅ 原則2|「頑張らない」設計を日常に
📌 例)
- 起きたら水を飲む
- 朝食でタンパク質+脂質
- 立つ・歩く・ストレッチはタイマーで通知
✅ 原則3|「消耗行動」を観察する
自分の生活のどこでドーパミンが枯れているかを把握するだけで十分。
→ ここに「回復優先の小さなルール」を置く。意志の力に任せない、実現可能な小さなルールを置き、禁止しない。
👩私は、起床後カーテンを開けて日光を浴びている10分間は携帯OKにしています。また、休憩時間と眠剤服用後も携帯OKにしています。(ただし、ショート動画のみ。長時間の動画や映画などは、睡魔を我慢してしまうことがあるので禁止にしています。)
🟦 まとめ|ドーパミンを守る習慣で静かに変わる
👩「やる気が出ない自分」を責める必要はない。
ホルモン・脳の設計に合わせれば、自然にやる気と痩せやすさが戻理、頑張らなくても痩せる・元気になる。
ドーパミンを守る生活は高コルチゾール状態を改善し、長期的な健康・美・痩身につながる。
- スマホ・甘い物・頑張り癖は無自覚の消耗源
- やめるより「設計」する方が回復につながる
- 設計された日常は、低ドーパミン状態でも自然に体と心を整える



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