小説 『コーヒーの湯気みたいな夜』
夜のカフェで、ひとりの人が冷めかけのコーヒーを両手で包んでいた。うまくいかなかった一日。言えなかった言葉。笑顔のまま飲み込んだ、ほんとうの気持ち。湯気が、ゆっくり立ちのぼる。その人は気づいた。湯気は、上にのぼりながら、ちゃんと消えていく。消...
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