🦴【連載・第5回】骨を守る姿勢のコツ|日常動作で骨への負担を減らす方法

アンチエイジング

🟦「ただ座ってるだけなのに腰が痛い…」その原因は“姿勢”かも

長時間のデスクワークやスマホ操作で、なんとなく腰が重だるい。
そんな経験、ありませんか?実はその“なんとなく”が、骨にとっては大きな負担になっていることも。
骨は、姿勢によって受ける圧力が変わります。正しい姿勢=骨を守る習慣なんです。


🟦骨に負担がかかる姿勢の特徴とは?

骨にかかる負担は、次の3つの要素で決まります:

要素 内容
🟩荷重面積 圧力がかかる範囲 指先で押す vs. 手のひらで押す(面積が狭いほど負担大)
🍀負荷量 かかる力の大きさ 重い荷物を持つ、体重のかかり方
🌍持続時間 同じ姿勢を続ける時間 30分以上同じ姿勢はNG!

🔗参考:腰痛を引き起こす「姿勢」と「腰に加わる力学的負荷」 からだdesignLAB
🔗参考:腰痛と姿勢の関係性~矯正方法についての図解~ Rehatora


🟦座り方ひとつで骨への負担は変わる!

✅悪い座り方:背中が丸まり、骨盤が後ろに傾く → 腰椎に圧力集中
✅良い座り方:骨盤を立てて、背筋を伸ばす → 圧力が分散される
✅おすすめの工夫:椅子の背もたれにクッションを入れて、骨盤が後傾しないようにする


🟦立ち姿勢も要注意!片脚を台に乗せるだけで負担軽減

立ちっぱなしで腰が痛くなる人は、片脚を雑誌などの台に乗せるだけで骨盤の傾きが調整され、腰椎への負担が分散されます。
左右交互に脚を変えると、さらに効果的です。


🟦「正しい姿勢」よりも「姿勢を変える習慣」が大切

どんなに良い姿勢でも、同じ姿勢を長時間続けると骨に負担が蓄積します。
✅30分に1回は姿勢を変える
✅軽く伸びをする、歩く、座り直す
これだけでも、骨への負担は大きく減らせます。


🟦骨を守る日常のちょっとした工夫まとめ

シーン 工夫 効果
🍀座るとき 腰にクッションを入れる 骨盤の後傾を防ぐ
🌍立ち仕事 片脚を台に乗せる 腰椎の圧力を分散
🟩長時間作業 30分ごとに姿勢を変える 持続的な圧力を防ぐ
🍀荷物を持つとき 腰を反らせて持ち上げる 腰椎の安定性を確保

🟦まとめ:骨を守るには“動き続ける姿勢”が鍵

骨は、じっとしているときほど負担がかかることがあります。
だからこそ、「正しい姿勢」よりも「こまめに姿勢を変える習慣」が大切。
今日からできる小さな工夫で、骨の健康を守る第一歩を踏み出しましょう。
圧力を分散し続ける動的な姿勢が重要です


次回は【連載第6回】は「柔軟性と関節可動域の確保」です

  • 筋膜・靭帯・関節包の役割
  • 骨と関節の安全な可動域の維持
  • ストレッチとモビリティの実践

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