🟦「ただ座ってるだけなのに腰が痛い…」その原因は“姿勢”かも
長時間のデスクワークやスマホ操作で、なんとなく腰が重だるい。
そんな経験、ありませんか?実はその“なんとなく”が、骨にとっては大きな負担になっていることも。
骨は、姿勢によって受ける圧力が変わります。正しい姿勢=骨を守る習慣なんです。
🟦骨に負担がかかる姿勢の特徴とは?
骨にかかる負担は、次の3つの要素で決まります:
要素 | 内容 | 例 |
🟩荷重面積 | 圧力がかかる範囲 | 指先で押す vs. 手のひらで押す(面積が狭いほど負担大) |
🍀負荷量 | かかる力の大きさ | 重い荷物を持つ、体重のかかり方 |
🌍持続時間 | 同じ姿勢を続ける時間 | 30分以上同じ姿勢はNG! |
🔗参考:腰痛を引き起こす「姿勢」と「腰に加わる力学的負荷」 からだdesignLAB
🔗参考:腰痛と姿勢の関係性~矯正方法についての図解~ Rehatora
🟦座り方ひとつで骨への負担は変わる!
✅悪い座り方:背中が丸まり、骨盤が後ろに傾く → 腰椎に圧力集中
✅良い座り方:骨盤を立てて、背筋を伸ばす → 圧力が分散される
✅おすすめの工夫:椅子の背もたれにクッションを入れて、骨盤が後傾しないようにする
🟦立ち姿勢も要注意!片脚を台に乗せるだけで負担軽減
立ちっぱなしで腰が痛くなる人は、片脚を雑誌などの台に乗せるだけで骨盤の傾きが調整され、腰椎への負担が分散されます。
左右交互に脚を変えると、さらに効果的です。
🟦「正しい姿勢」よりも「姿勢を変える習慣」が大切
どんなに良い姿勢でも、同じ姿勢を長時間続けると骨に負担が蓄積します。
✅30分に1回は姿勢を変える
✅軽く伸びをする、歩く、座り直す
これだけでも、骨への負担は大きく減らせます。
🟦骨を守る日常のちょっとした工夫まとめ
シーン | 工夫 | 効果 |
🍀座るとき | 腰にクッションを入れる | 骨盤の後傾を防ぐ |
🌍立ち仕事 | 片脚を台に乗せる | 腰椎の圧力を分散 |
🟩長時間作業 | 30分ごとに姿勢を変える | 持続的な圧力を防ぐ |
🍀荷物を持つとき | 腰を反らせて持ち上げる | 腰椎の安定性を確保 |
🟦まとめ:骨を守るには“動き続ける姿勢”が鍵
骨は、じっとしているときほど負担がかかることがあります。
だからこそ、「正しい姿勢」よりも「こまめに姿勢を変える習慣」が大切。
今日からできる小さな工夫で、骨の健康を守る第一歩を踏み出しましょう。
圧力を分散し続ける動的な姿勢が重要です
次回は【連載第6回】は「柔軟性と関節可動域の確保」です
- 筋膜・靭帯・関節包の役割
- 骨と関節の安全な可動域の維持
- ストレッチとモビリティの実践
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