

🟦【はじめに】
6月は、まさに梅しごとの季節。
梅酒や梅干し、梅シロップなど、毎年この時期になるとSNSやスーパーに梅が並び、
ついつい手に取りたくなりますよね。
でも、「梅って体にいいっていうけど、具体的にどんな栄養があるの?」
「加熱したり漬けたりするとどうなるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、加熱・漬け込み・乾燥など調理法によって変化する梅の栄養と、
実際に楽しめるレシピを、美容・健康志向の大人世代にもおすすめの目線でご紹介します。
🟦【1】梅の主な栄養とその効果
✅ クエン酸
👉 疲労回復・血流改善・代謝促進
→ 梅特有の酸っぱさの元。加熱・乾燥しても比較的残る。
✅ カリウム
👉 むくみ防止・高血圧予防
→ 水溶性なので、梅ジュースの抽出液には多く含まれる。
✅ ポリフェノール(梅ポリフェノール)
👉 抗酸化作用・血糖値の急上昇を防ぐ
→ 加熱により吸収しやすくなる。梅肉エキスなどに豊富。
✅ オレアノール酸
👉 肝機能サポート・疲労軽減
→ 青梅には多く、加熱や漬け込みで毒性が減少する。
✅ ビタミンE・B群(少量)
👉 抗酸化・肌再生サポート
→ 加熱で減少しやすいため、フレッシュな梅ジュースが◎。
🟦【2】加熱・漬け・干す…調理法で変わる梅の栄養
調理法 特徴と栄養変化
✅加熱(煮る・加糖)
ポリフェノールの吸収率UP。オレアノール酸の毒性低下。クエン酸はやや残る。
✅漬ける(梅酒・梅酢)
カリウム・クエン酸が液体に溶け出す。果肉に含まれる栄養はやや減る。
✅干す(梅干し)
クエン酸と塩分で保存性UP。酵素やビタミンは減るが、乳酸発酵により腸内環境改善にも◎
📌未熟な青梅をそのまま食べるのはNG(毒性)ですが、
加熱や漬け込みで無毒化され、美容・健康に役立つ成分が生きてきます。


🟦【3】おすすめ調理法3選|今からでも間に合う!
✅【1】クラフトコーラ梅シロップ
🍹爽やかで美肌にも嬉しい梅コーラ
材料(保存瓶500ml)
• 青梅:300g(冷凍でもOK)
• きび砂糖:300g
• シナモン・クローブ・カルダモン:各少々
• レモン果汁:大さじ2
• 炭酸水:適量
作り方
① 梅は洗ってヘタを取り、冷凍しておくとエキスが出やすくなる
② スパイスと一緒に瓶に詰め、砂糖を交互に入れて冷蔵庫で一週間置く
③ シロップを濾して、炭酸水で割って飲む(2〜3倍希釈)
💡スパイス×梅の抗酸化パワーで、疲労・むくみ対策にも◎!
美肌・整腸・リフレッシュに効果的。

✅【2】梅ペースト(万能調味料)
🍽肉や魚、ドレッシングにも!フレッシュな香りとクエン酸たっぷり
材料(作りやすい分量)
• 青梅:300g(できれば小粒の青梅が◎)
• きび砂糖(またははちみつ):大さじ3〜4
• みりん:大さじ1(照りとコクを出す)
• 白ごま or かつお節:お好みで適量
• 塩:少々(調味バランス調整用)
作り方
① 青梅は洗ってヘタを取り、丸ごと10分ほど下茹で(えぐみと毒抜きのため)
② 冷水にとり、粗熱が取れたら種を外して果肉だけにする
③ 果肉を鍋に戻し、きび砂糖・みりんを加えて弱火で練るように煮詰める(5〜10分)
④ 粗熱が取れたらフードプロセッサーやブレンダーで滑らかに(または包丁で叩いてもOK)
⑤ 味見して塩で調整、お好みでごまやかつお節を加えて完成!
保存:
清潔な瓶に詰めて冷蔵で1〜2週間。冷凍も可能(小分け推奨)。


✅【3】カリカリ梅
🥒ポリポリ食感!おつまみやご飯のおともに最適
材料(青梅1kg分)
• 青梅:1kg(硬めが◎)
• 粗塩:100g
• 氷砂糖:300g
• 食酢:100ml
• 焼酎(35度):50ml
作り方
① 青梅は洗ってヘタを取り、水に数時間さらしてアク抜き
② すべての材料を交互に漬け込み、重石をして常温で1週間
③ カリカリ感が出たら冷蔵保存でOK(1ヶ月保存可)
💡ポリポリ食感で満腹感◎、つわり・夏バテにも効果的!
🟦【まとめ】今こそ「梅パワー」で元気に美しく!
💡梅の調理別ポイントまとめ
🍳 加熱 → 吸収しやすいポリフェノール
🍶 漬ける → 飲用にカリウム・クエン酸が豊富
🌞 干す → 乳酸発酵×保存性◎
クラフトシロップやペーストで、毎日の食事に「梅の元気」を少しずつプラス。
自然の力で、内側から若々しく、むくみにくい体へ。












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