🟦 目次(全7回)
第1回 【導入】「機能不全家族」とは何か
用語解説、特徴例、子どもへの影響など基礎的知識をわかりやすく説明
第2回 なぜ「普通の家族」のように生きられないの?――された痛みと孤独
誰にも言えない思い込みの解体。感情を言語化できない子どもたちの例も紹介
第3回 【認知行動療法の視点①】誤学習された「自分ルール」?「親から自由になる」ってどういうこと?
「完璧にやらないと認められない」「できてない私はダメ」など自動思考の成り立ちと修正方法
第4回 【認知行動療法の視点②】子から子へ続く「痛みの連鎖」をどう断ち切るか?セルフモニタリングとリフレーミングの実践
日常での感情・思考・行動の記録と認知の再構成の具体例
第5回 [機能不全家族で育つと抱える生きづらさとは?]
機能不全家族で育つと出やすい精神的・身体的症状を網羅しながら、その背景を丁寧に解説
第6回 【機能不全家族の世代間連鎖を断ち切るために必要なこと]自己理解・自己受容・境界線
親との関係をどう再定義するか、自分の家族に同じことを繰り返さないための実践ステップ
第7回 【一歩づつ】私たちは「機能不全家族の被害者」で終わらない
「自分が変われば周囲も変わる」――支配の連鎖から自由になり、自分の人生を取り戻すために
🟦 記事の特色
• 認知行動療法の理論に基づいた実践的視点で解説して行きます
(感情→思考→行動の連鎖をわかりやすく)
• 筆者も当事者の一人です。この場所は、同じ境遇の人が集まる場所なので、「ひとりじゃない」「安心できる」と思える場所に。
• 自責ではなく自己理解・自己回復に向けた視点を育んでいく
• 各記事の最後に、今日からできる1アクションを紹介します。
実生活で動き出せるようなものをチョイスし提案します。
🟦 記事の内容
✅読むことで習得できること
・用語解説
機能不全家族(毒親・感情の否認・親の役割逆転・世代間トラウマ)
・精神疾患とよくある症状
非定型うつ、HSP的気質、摂食障害、慢性疲労、ADHDと誤診される症状
・思考の癖
「完璧じゃなければ存在してはいけない」「誰も助けてくれない」「人を信じるのが怖い」
・認知行動療法(CBT)の技法の紹介
コラム法、セルフモニタリング、スキーマ修正、Exposure法、行動活性化
・回復への段階
①自覚→②受容→③小さなチャレンジ→④思考の書き換え→⑤他者との新しい関係構築
🟦 出典・根拠例
1. Judith L. Herman (1992). Trauma and Recovery: The Aftermath of Violence–from Domestic Abuse to Political Terror.
2. Pete Walker (2013). Complex PTSD: From Surviving to Thriving.
3. 日本認知療法・認知行動療法学会(JACT:Japanese Association for Cognitive Therapy )
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