🟦 はじめに|「やる気がある人」だけが痩せているわけじゃない
前回の記事でお伝えしたように、
高コルチゾール状態ではドーパミンが抑えられ、
という状態になります。
ここで多くの人が絶望します。
「じゃあ私は一生痩せられないの?」
でも、答えは NO。
実は
低ドーパミン状態のまま、静かに痩せていく人は確実に存在するそうです。
🟦 まず結論|痩せている人は「意志力」を使っていない
低ドーパミンでも痩せられる人が共通してやっていないこと。
代わりにやっているのは、たった一つ。
👉 ドーパミンを消耗しない設計にしている
🟦 低ドーパミン状態で「やってはいけないダイエット」
まず、失敗パターンをはっきりさせます。
| やりがちなこと | 脳で起きていること |
|---|---|
| 食事量を急激に減らす | ストレスでコルチゾール上昇 |
| 糖質ゼロ | 脳が危機判断 |
| 毎日運動を義務化 | ドーパミン枯渇 |
| 「痩せなきゃ」と考え続ける | 常時ストレス |
📌 これらはすべて
「意志力=ドーパミン」を前提にした方法。
低ドーパミンの人ほど、ドーパミンを前提にした方法は逆効果になります。
🟦 痩せている人がやっている3つの基本原則
✅ 原則①「決断」を減らしている
ドーパミンは
選ぶ・決める・始める で消耗します。
痩せている人は、日常でこうしています。
| 項目 | 設計 |
|---|---|
| 食事 | ほぼ固定 |
| 間食 | 選択肢が少ない |
| 運動 | 時間と内容が決まっている |
👉 「頑張らない」のではなく「迷わない」。
✅ 原則②「痩せよう」と考えていない
意外かもしれませんが、これは本当です。
📌・体重・カロリー・減った増えた
を頻繁に意識すること自体がストレスになります。
低ドーパミンの人にとって
思考の負荷=太る要因。
痩せている人は
👉 「体を消耗させない行動」だけを積み重ねています。
✅ 原則③「コルチゾールを上げない」ことを最優先
ダイエットよりも優先順位が高いのがこれ。
| 行動 | 理由 |
|---|---|
| 食べないより食べる | 飢餓ストレス回避 |
| 運動しない日を作る | 回復優先 |
| 眠気を我慢しない | ホルモン修復 |
📌 コルチゾールが下がるとドーパミンは自然に戻る方向へ動きます。
🟦 低ドーパミン状態でも痩せる「現実的な設計」
ここから具体例です。
📌 食事の考え方(量より構成)
| 項目 | 設計意図 |
|---|---|
| タンパク質 | 血糖安定・回復 |
| 脂質 | 満足感・安心 |
| 糖質 | 少量・低GI |
👉 高コルチゾールを「減らす」ではなく「荒らさない」。と考える
📌 運動の考え方(やる気不要)
| NG | OK |
|---|---|
| 毎日やる | できる日にやる |
| 追い込む | 余力を残す |
| 成果を求める | 体幹を重視 |
📌 運動は ドーパミンを作る行為ではなく、消耗させない刺激にする。
🟦 「何もできない日」があっても痩せる理由
低ドーパミン設計では、
📌消耗を止めた日=回復が進んだ日
体は、回復して初めて脂肪を減らせます。
🟦 ここが最大の誤解|痩せた後に元気になるのではない
多くの人が思っています。
痩せたら元気になる
痩せたらやる気が出る
実際は逆。
👉 元気を奪わない設計にした人から痩せる
🟦 まとめ|低ドーパミンでも、体は味方につけられる
🟦 次回(第4回予告)
🟨ドーパミンを“増やす”のではなく“回復させる”生活習慣― 食事・運動・休み方 ―
「刺激しない」「頑張らない」
それでも回復が進む理由を学びましょう。


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