

🟦【はじめに】
「腸内環境を整えるには、発酵食品がいい」
よく聞く言葉ですが、その中でも**“麹(こうじ)”**は腸活の王様とも言える存在。
✅疲れやすい
✅肌荒れが気になる
✅気分が落ち込みがち
✅便秘または下痢が続いている
こんな“プチ不調”の背景には、腸内環境の乱れがあるかもしれません。
この記事では、麹の腸活効果と、毎日の生活に美味しく取り入れる方法をご紹介します。
🟦【1】そもそも「麹(こうじ)」ってなに?
✅麹とは?
麹菌(こうじきん)という微生物を、米・麦・豆などに繁殖させた発酵スターター。
• 米麹(こめこうじ):米に麹菌をつけたもの
• 麦麹:麦に麹菌をつけたもの
• 豆麹:大豆などに麹菌をつけたもの
これらを使って、味噌・醤油・みりん・甘酒・塩麹などの発酵食品が作られます。
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✅生きた酵素と菌の宝庫
麹は100種類以上の酵素を含み、消化・代謝・免疫などに幅広く関わります。

🟦【2】麹が腸に与える影響
✅① 善玉菌のエサになる
麹にはオリゴ糖やグルコースなどが含まれており、腸内の善玉菌(特にビフィズス菌)のエサになります。
✅② 酵素が消化を助ける
プロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)、アミラーゼ(でんぷん分解酵素)などが含まれており、胃腸の負担を軽減。
✅③ 腸の炎症を抑える成分も
麹菌には抗酸化物質(フェルラ酸など)が含まれており、腸粘膜の炎症予防や老化予防にも◎。
✅④ 腸と心をつなぐ「腸脳相関」への好影響
麹によって腸内環境が整うと、セロトニン(幸せホルモン)の分泌も活性化。
心の安定や、睡眠の質改善にもつながります。


🟦【3】麹を使ったおすすめ腸活レシピ3選
✅📌① 塩麹ドレッシング(超万能!)
【材料】
• 塩麹:大さじ2
• オリーブオイル:大さじ2
• 酢:大さじ1
• 黒胡椒:少々
[作り方]
混ぜるだけで完成。サラダや冷奴、焼き野菜にぴったり!
✅📌② 甘酒×豆乳スムージー(朝の腸活ドリンク)
【材料】
• 米麹甘酒(無加糖):100ml
• 無調整豆乳:100ml
• バナナ:1本
• シナモン:少々
[作り方]
ブレンダーで混ぜて完成。腸内環境+ホルモンバランスにも◎

✅📌③ 麹納豆ごはん(発酵×発酵で最強)
【材料】
• 納豆:1パック
• 生の塩麹:小さじ1
• ごはん:1膳
• にんじん・大根・戻した昆布・みょうがや青じそやネギなどお好きなものを
[作り方]
納豆に生の塩麹を混ぜ、そこにお好みの材料を入れ、十分に混ぜて一晩寝かせる
塩麹以外に、乾燥米麹でもOK
塩麹のまろやかさで、納豆の風味がまろやかに。
発酵食品×発酵食品で最強の整腸パワー。
🟦【4】麹をとるときの注意点
📌加熱しすぎないこと
麹の酵素は60℃を超えると壊れてしまいます。
・料理の最後に加える
・非加熱で使う(甘酒ドリンクや漬け込み)
📌生の麹食品を選ぶ
加熱処理されたものより、生きた麹菌が入った食品(冷蔵品や手作り)がベター。
📌毎日少量でOK
一度にたくさん食べなくても、小さじ1〜2でも継続が大事。
🟦【5】まとめ:腸と心を整える“やさしい麹生活”をはじめよう
麹は、日本が誇る発酵の知恵。
腸内環境を整えることで、肌・心・免疫・睡眠のすべてにやさしい影響を与えてくれます。
まずは朝の甘酒や、いつもの料理に塩麹をちょい足しするところから始めてみませんか?










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