朝、コルはかばんを持ちました。
中には、ノートとえんぴつ。
それから、布で包んだお弁当。
道の途中で、
シカが追いついてきます。
背の高いかばんを、ゆらゆらさせています。
学校の前では、
ウサギが靴をそろえていました。
リスは、木の枝から降りてきます。
鐘が鳴って、
みんなは教室に入りました。
机は、少しずつ形が違います。
コルの机は、いちばん大きい。
黒板の前に立つのは、
フクロウの先生です。
チョークの音がして、
ノートを開く音が重なります。
コルは、
えんぴつを持って、
線を引きました。
窓の外では、
葉っぱが少し動いています。
次の時間は、
かたちを作る授業。
木の実や、石や、糸を使って、
机の上がにぎやかになります。
昼になると、
みんなで外に出ました。
シートを広げて、
お弁当を並べます。
コルの弁当には、
おにぎりと、ゆでた野菜。
ウサギは葉っぱ。
リスは木の実。
シカは、長いパン。
「それ、なに?」
「それ、どんな味?」
少しずつ、
お皿が行き来します。
食べ終わると、
みんなで水を飲んで、
手を洗いました。
午後の授業は、
静かな時間。
紙を折ったり、
本を読んだり。
帰りの鐘が鳴って、
かばんを持ちます。
外に出ると、
朝とは少し違う道でした。
コルは、
みんなといっしょに歩いて、
途中で手を振りました。


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