回復期を抜けて「安定期」に入ると、
一見落ち着いて見える一方で、ここから先に進める人と、足踏みしてしまう人がはっきり分かれます。
その違いは「何をやるか」よりも、
👉 何をやらないかに強く表れます。
この章では、
**安定期から前進できる人が共通して「やらないこと」**を、
神経・ホルモン・心理の視点から整理します。
🟦 そもそも「安定期」とはどんな状態か
📌 前提の整理
安定期とは
- 気分の大きな上下が減る
- 日常生活が「なんとか」回る
- 回復期ほどのしんどさはない
- でも、やる気・自信・未来感はまだ弱い
という、回復と再発の分岐点。
この時期は
✔ コルチゾールは下がり始めている
✔ しかしドーパミン回路はまだ脆弱
つまり、
無理をすると一気に逆戻りしやすい状態でもある。
🟦 安定期から先に進める人が「やらないこと」10選
✅ ①「もう治った前提」で動かない
安定期から進める人は、
自分を“完治した人”扱いしない。
📌 やらない思考
- 「もう普通に戻ったはず」
- 「これくらい皆やってる」
- 「甘えてる場合じゃない」
📌 理由
ドーパミン系は「回復≠完成」。
ここで負荷を上げると、
脳が“また危険だ”と誤学習してしまう。
✅ ② 自己否定を「謙虚さ」だと勘違いしない
進める人は、
自分を下げる言葉を使わない。
📌 やらない口癖
- 「どうせ私なんて」
- 「大したことしてない」
- 「まだまだ全然ダメ」
📌 理由
低ドーパミン状態では、
自己否定=行動意欲のブレーキになる。
謙虚さと自己攻撃は、脳内では別物。
✅ ③ 気分がいい日に「取り返そう」としない
安定期から進める人は、
調子の良い日ほど抑える。
📌 やらない行動
- 一気に用事を詰め込む
- 未来の予定を大量に入れる
- 睡眠を削る
📌 理由
ドーパミンは「使い切る」と枯れる。
回復は貯金制、前借り不可。
✅ ④ 他人の回復スピードと比べない
進める人は、
他人の回復モデルを参考にしすぎない。
📌 やらない比較
- 「あの人はもう働いてる」
- 「私だけ遅れてる」
- 「年齢的に焦る」
📌 理由
回復速度は
✔ 脳の疲弊度
✔ トラウマ履歴
✔ 神経過敏さ
で大きく変わる。
比較はコルチゾールを再上昇させる。
✅ ⑤ 強い刺激を「元気の証拠」にしない
安定期から進める人は、
刺激=回復とは考えない。
📌 やらないこと
- 強い運動
- 徹夜
- 過度なSNS
- 過剰なカフェイン
📌 理由
高刺激は一時的にドーパミンを出すが、
その後反動で落ちる。
安定期は「穏やかな持続」が正解。
✅ ⑥ 完璧な生活を作ろうとしない
進める人は、
60点で良しとする。
📌 やらない目標
- 毎日理想的な食事
- 毎日運動
- 毎日前向き
📌 理由
完璧主義は
✔ 失敗→自己攻撃
✔ 継続不能
につながる。
✅ ⑦ 「気合」「根性」で乗り切ろうとしない
進める人は、
意志力を使わない設計をする。
📌 やらない考え
- 「頑張ればなんとかなる」
- 「気の持ちよう」
- 「弱い自分が悪い」
📌 理由
意志力はコルチゾールを使う。
安定期では環境調整>気合。
✅ ⑧ 過去の自分に戻ろうとしない
進める人は、
発症前の自分をゴールにしない。
📌 やらない目標
- 「昔の私に戻りたい」
- 「前はできてたのに」
📌 理由
回復後は
👉 別バージョンの自分。
戻るのではなく、更新する段階。
✅ ⑨ 「できない日」を失敗扱いしない
進める人は、
停滞を想定内にしている。
📌 やらない判断
- 「またダメになった」
- 「意味がない」
- 「全部無駄」
📌 理由
神経回復は
📈 右肩上がりではなく
📉 波打ちながら進む。
✅ ⑩ 回復を「一人でやり切ろう」としない
進める人は、
頼れるものを分散させる。
📌 やらない状態
- 全部一人で抱える
- 誰にも話さない
- 助けを使わない
📌 理由
安全な他者刺激は
ドーパミン回路の回復を助ける。
🟦 まとめ|安定期の本当の課題は「ブレーキを外さないこと」
安定期から先に進める人は、
📌 前に進もうとして失敗しない
📌 無理をしないことを選び続ける
📌 回復を壊さない判断を積み重ねる
という共通点がある。
この時期は
「アクセルを踏む」より
👉 ブレーキを踏みっぱなしにしない練習。


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