回復期を抜けて、
「前ほど辛くはない」
「でも万全でもない」
この状態に入ったとき、多くの人が迷います。
ここからどう暮らせばいいんだろう
どこまでやっていいんだろう
また戻ったらどうしよう
安定期とは、
頑張るフェーズの始まりではありません。
むしろ、
📌 回復を壊さずに、生活として定着させる期間です。
🟦 回復期→安定期に入るまでの期間はあるのか?
まず、正直に書きます。
📌 明確な期間の目安はありません。
理由はシンプルで、
- ストレスの種類
- 期間の長さ
- 体質(HPA軸の感受性)
- 睡眠・食事・安全感の回復度
これらが人によって大きく違うからです。
ただし、臨床的・実感的に多い傾向はある
一般的には、
- 回復期:数週間〜数か月
- 安定期に「入り始めた」と感じるまで:
早い人で2〜3か月、長い人では半年以上
📌 これは「治るまで」ではなく、
📌 “生活として安定し始める”までの話。
期間で判断するより、
前回お伝えした
「戻れるかどうか」
が一番の指標です。
🟦 安定期の基本姿勢:生活はまだ“治療の延長”
安定期に入ると、体はこう言っています。
だいぶ安全になってきた
でも、まだ急には広げないで
だから生活の軸は、
📌 回復期の延長線上にある“少し広い日常”
急に別の生き方に切り替える必要はありません。
🟦 安定期の運動:増やすより「戻りやすさ」を基準に
安定期にやっていい運動
- 回復期と同じ運動
- もしくは「少しだけ」強度アップ
- 頻度より、翌日の状態を最優先
📌 判断基準はこれだけ。
翌日、生活に戻れるか?
戻れないなら、
それはまだ回復期の負荷です。
やってはいけないこと
- 連日トレーニング
- 運動量を数値で管理しすぎる
- 「調子がいいから追い込む」
安定期は
体力を作る時期ではなく、神経の耐久性を育てる時期。
🟦 安定期の食事:コントロールしないことが最大のコントロール
ここで多い誤解があります。
安定したなら、そろそろ絞ってもいい?
答えは、
📌 まだ“積極的に絞る”段階ではない。
安定期の正解は
- 食事を抜かない
- 極端な制限をしない
- 乱れても「戻す」前提で扱う
体はこの時期、
「また飢餓が来ないか」を確認しています。
📌 ここで制限をかけると、
コルチゾールが再び上がります。
結果として、
- 食欲が暴れる
- メンタルが不安定になる
- 痩せにくくなる
**体重が動き始めるのは、“信頼が積み上がった後”**です。
🟦 安定期の生活リズム:予定は“余白込み”で完成
安定期にやっていいのは、
- 予定を入れること
ではなく - 予定を調整できること
正解の入れ方
- 予定は1日1〜2個まで
- 外出や運動の翌日は軽め
- 何もしない日を最初から予定に入れる
📌 何もしない日は「サボり」ではなく生活設計の一部。
🟦 安定期のメンタルの扱い方:不安は“異常”にしない
安定期でも、
- 不安は出る
- 気分が落ちる日もある
これは失敗ではありません。
違いは、
📌 回復期:不安=飲み込まれる
📌 安定期:不安=対応できる
心がけること
- 不安を消そうとしない
- 立て直せた事実を見る
- 「戻れた」経験を積む
🟦 安定期にやると回復が定着すること
- 同じ生活を繰り返す
- 刺激を増やしすぎない
- 成果を急がない
- 「これでいい日」を増やす
📌 変化は、刺激ではなく、反復で起きる。
🟦 まとめ
― 安定期は「普通に生きる練習期間」 ―
安定期は、
✔ 元気いっぱい
✔ 何でもできる
状態ではありません。
でも、
✔ 壊れにくい
✔ 戻ってこれる
✔ 立て直せる
状態です。
ここで大切なのは、
📌 「もっと良くなろう」としないこと
生活を整え続けるうちに、
気づいたら
あれ、前より生きやすい
そう感じる日が増えていきます。
それが、本当の回復の始まりです。


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